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2010年1月18日 (月)

私の、KOBE*HEART 。

Kobehrt00

1月16日、土曜日。

KOBE*HEART 」を観に行きがてら、数ヶ月ぶりに神戸へ。

日常から、束の間のエスケープ。

朝のうちに主人の夕飯を冷蔵庫に用意して、毎日の掃除も済ませ、ドタバタと家を飛び出す。・・・こういう時だけ、動きが機敏(笑)

神戸に来たらいつもすること。

親友Kobaと、トアウェストのモダナーク・カフェで、ベジタリアン・ランチセットを注文して、椅子に根っこが生えてきそうなほど、まったり。(しかしここのカフェ、雰囲気もお味も大変よろしいのだが・・・店員が絶対的に無愛想。なんで?)

寛いだあとは、Rolloでボタンやチャームを物色して・・・

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いざ「KOBE*HEART 」開催中の新開地へ。

神戸は学生時代よく遊んだ街なのだが・・・新開地は初めて。

なんというか、裏神戸的なようでいて・・・‘TRUE KOBE’とでもいいたくなる、なんだか妙に惹かれる街。

静かでゆる~い感じの街だったけれど、実は色々あるみたい。

もしゆっくり新開地を訪れる機会があるなら、是非ともこの「新開地楽座地図」を片手に探索してみたい。

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そして、今回の一番の目的、仲良しカメラマンの馬場さんが作品を出品されている写真展「KOBE*HEART 」へ。

KOBE*HEART 」とは、震災復興15周年を期にスタートした、‘神戸のココロ’をメインテーマとしたプロカメラマン50人と、カメラマンの卵さんたちによる写真展。

プロカメラマンの作品を間近でこんなに沢山に見ることってそうないので・・・うっかりテーマを忘れてしまいそうなほど、盛りだくさん。カナリおなかいっぱいになる感じ。入場無料で、この濃さ!!わざわざ足を運ぶ価値じゅうぶんにアリです☆

ちょっとだけネタバレやっちゃいますと・・・(読みたくない方は次の写真の辺りまでとばして下さい☆)

馬場和実氏の作品タイトルは「人跡」。

手術の抜糸後まもない男性のお腹にある大きな傷跡を、ストレートに、かつ馬場さんの写真独特のちょっと湿り気(色気?)のあるトーンで表現されたもので・・・すごくメッセージの伝わりやすくて感慨深い作品でした。

人の「治ろう」「生きよう」とする健気な力。それは、人の心や体についた“傷跡”を、いつの日か“その人の、ちからづよく生きた跡”に変えるのだ・・・。 写真が素晴らしいのもさることながら、「人跡」というタイトルには、心にぐっときて考えさせられるモノがありました。

是非、みなさんにも、その写真を観て頂きたい!!

写真展は今月24日(日)まで開催されているので、沢山の方が足を運んで下さればいいな・・・と思い、拙い感想文を書かせて頂きました。

Kobehrt01

その日の夜は、馬場さんのカメラマン仲間のみなさんの宴に、Kobaと二人してちゃっかり混ぜて頂き・・・楽しい夜に。

あくる日も、ゆっくり起きて三宮界隈をぶらっと歩き、偶然見つけた有元葉子さんプロデュースのイタリアンカフェ「Olive Bar」(東京にしかないと思ってた!)で、朝っぱらからパスタ・ランチを頂き、満腹catface

最近は、どこへ出かけようとも、ウインドーショッピングすらほとんどしないので(雑貨とか服とか・・・欲しい物なら本当はいっぱいあるけど、キリがないので・・・)、結局は、美味しいモノ食べて、おいしい珈琲を片手に、のんびりお喋りできる、「おいしい時間」を満喫して終わる。

あと、おいしい時間の他に、見晴らしのよい景色の中でボーっとできる「深呼吸の時間」があれば、もう言うコトなし!

そんなわけで・・・神戸空港へ。ただ飛行機を眺めるためだけに足をのばし・・・キーンと冷えた空気を深く吸って・・・ぼんやり。

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15年前、震災のあったその年に、私は大学入学の為、宝塚に移り住んだ。

4年後の、私が大学を卒業する頃にも、減ってはいたが「テント村」はまだあったりした。

家を失なうということ。大切な人を失うということ。

水がないということ。フツーの暮らしが出来ないということ・・・。

そんな問題を目の当たりにしながら、親からの充分すぎる仕送りとバイトで何不自由なく暮していた大学時代。申し訳ない気持ちや、違和感がなかったワケではない。

あれから15年後のまさにこの日、1月17日。

偶然(必然?)にも神戸にいて、すっかり元気になっているかのように見える神戸の街を歩きながら、考えていた。

自分の、人の、街の、地球の、傷跡のこと。

それを、「人跡」って呼べるように生きたいな・・・。

生きようとする力のこと。

普通に暮すということ。

幸せって、何かっていうこと。

日常からの束の間のエスケープの中で、思うのは、やはり日常のことだった。

日々を、一日も無駄にせず生きたい。

生きている「今日」を、楽しみたい。

いまあるモノに、感謝しよう。

このいのちに、感謝しよう。

それが、亡くなった方への、失ったものへの、敬意ではないかと・・・思ったりした。

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コメント

神戸までお越し頂きありがとうございます。

しかもとてもいい雰囲気で写真の事を書いて頂き感謝致します。

様々な年齢 性別 環境の中で感じている事を表現されておられる皆様の写真を見て、
自分のまだまだな所も見えましたが、それを超えるだけの、いろんな表現の可能性を感じた写真展です。

って真面目に書いてしまった。

あっ!赤い靴

 

投稿: bam | 2010年1月18日 (月) 01時53分

>bamさん

お忙しい中コメント頂きありがとうございます!!
写真展も良かったし、それをキッカケに
色んな事を感じたり考えたりできたことにも感謝しています。

bamさんの写真についてのジェントレコ的見解・・・
喜んでもらえて良かったです☆
・・・褒めすぎで「恥かしい!」と怒られやしないか、
ちょっと心配してました(笑)

写真家・馬場和実氏の今後も、ますます楽しみなのでありました。
(上から目線と違いますよっsweat01

p.s. 「赤い靴」の手前は、kobaの靴。
その奥にこっそり隠れているのが、おいらの靴ですcatface

投稿: 夕湖 | 2010年1月18日 (月) 13時21分

神戸は、あの日から、違う道を辿ることになった都市だと思います。どんなに元気になったように見えても、「もとに戻る」ということはなく、他の都市には感じない暗さと静かさと、ともに、節々に力強さを感じるような気がします。

今年のこの日、家族でいろいろ話ができました。
父は直後から泊まり込みで神戸にいたので、今でも当時の話になると目頭が熱くなるそうです。話もほとんどしたことがありません。

この日とその後の神戸の生命力をを忘れてはいけないんだと思います。

しかし私は還暦のお祝いの席を用意しておきながら、乾杯をするのを忘れました。
あとで言いましたが、なんともはやです。


今回もまったり楽しい時間をありがとうでしたaries

投稿: koba | 2010年1月18日 (月) 15時58分

>Kobaさん

先日は楽しかったね!こちらこそ、ありがとうheart

私は、震災後の神戸しか知らないので、、、
昔の神戸の街の姿が心に焼き付いている地元の方にとっては、
「元には戻らない」という悲しみに似た?感覚は、拭いきれないものなのでしょうね。。。

しかし、元には戻らなくとも! 震災を経験したからこその「街跡」が、
今の神戸の誇るべき歴史であり、魅力の要素となっている気がしますconfident

お父様の還暦、お祝い申し上げますsixzeroshine

投稿: 夕湖 | 2010年1月19日 (火) 12時55分

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