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2011年4月18日 (月)

芹川ノキヲク。

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5~6年前、生まれて初めて

(彦根の)芹川の土手に敷かれた細い沿道の桜並木を見たときに、

今にも泣きだしそうなほどの「懐かしい」思いに駆られた。

西日の中、初めて通るはずの芹川の桜の木の下で、

体に電気が走るように感じたノスタルジーの虜になって以来、

毎年、桜のハラハラ舞う頃に、一度は必ずドライブする。

芹川ノキヲク。

芹川デビューしてから、数年後、私の大好きな祖母が、

二十歳の頃、芹川沿いに住んでいたことを知った。

戦時中で、飛行機を造る工場で働いていた祖母。

二十歳ならば、きっと、恋もしていたにちがいない。

祖母にとって、忘れられない景色のひとつだったのだと思う。

私の体に流れる祖母の血が、覚えていた風景だったのだ。

私は、とっさにそう感じた。

20090406serigawa002

二年前、叔父が亡くなって、忌も明けた春に、

祖母に「芹川にお花見に行こう(^-^)」と誘った。

それを聞きつけた母も「私も行きたい♪」と便乗し、

どうせならみんなで行こう!ということになって、

祖父と叔父の遺影も抱えてのドライブとなった。

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芹川に着いて、60年ぶりの景色に感動する祖母。

「私が住んでいた借家、まだあるかなぁ…」という、祖母の何気ない一言から、

その家を探すことに…。

散々探して「あるわけないかぁ~」とあきらめた頃に、

祖母が、「あの木、見覚えがある。」と言った。

一本の大きな枯木の立つ敷地には、

一棟の物置風の古びた家と、新しいお家。

勇気を出して、新しい家のチャイムを鳴らしてみた。

運良く出てきて下さったその家の奥様が、

「戦時中、歌崎さんという方に家を貸していたそうです。」とのお話を…。

無論。

祖母の旧姓は、

歌崎だった。

20090406serigawa009

二年前のそんなエピソードや、

自分自身の芹川の記憶を重ねながら、、、

買い出しのついでに、、、本日も遠征。

黄昏お花見ドライブ、今年も敢行して参りました。

(`^´)ゞ

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コメント

私の実家も芹川近くにあります。
小さい頃はよく遊び場として走り回り、桜の季は私の大好きな風景の一つでもあります。
毎年何かと理由をつけては帰るのですが、今年は未だ帰ってません。
主人と子供達は彦根城に行ったみたいですが~
久しぶりに芹川の桜と順一郎様のお顔がみれて、懐かしくて嬉しくて暖かな気持ちになりました。
ありがとうございます。


投稿: 車商人の家内 | 2011年4月21日 (木) 11時07分

〉車商人の家内さん

いつも大変お世話になり、温かいお言葉を沢山いただき、本当にありがとうございます(*^o^*)

ご実家が芹川の近くとは!

とても素敵な風景の中で育たれたのですね(*^-^*)

祖父順一郎を助けて下さったのがご縁で、今こうしてお付き合いさせて頂けていること、、、

本当に、なんて有り難いご縁なんだろう…と感動してしまいます。

これからも、末永くお付き合いさせて頂ければ…と願っております(^O^)

本当にありがとうございます。

投稿: Leco | 2011年4月21日 (木) 19時35分

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